行動範囲を飛躍的に広めるとともに、日々の暮らしを豊かに彩っているクルマ社会は、有料道路の整備とともに発展しました。しかし、便利な有料道路にクルマが集中してしまうことにより、年を追って渋滞が深刻さを増しています。
渋滞は、道路が飽和状態から引き起こされるので、流量を増やすことで解消されます。その方法として、道路の拡幅工事などが積極的に進められ渋滞を解消する努力がされましたが、このような対応だけでは限界に達してしまいました。
もっとも渋滞する場所は、料金所ですが、その料金所付近の渋滞は、支払いのための一時停車が原因となっています。ですから、ノンストップで料金所を通過できるシステムが生まれれば、渋滞要因を取り除くことができます。そこで立ち上がったのが、ETC(Electronic Toll Collection System)です。
ETCは、平成5年に研究着手され、約10年を経て、ほぼ全国の有料道路で使用できるまでに成長を遂げています。クルマに取り付けた車載器と料金所のアンテナが無線で交信することで、クルマは料金所をノンストップで通過することができます。通行料金はクレジットカード機能を利用した後払いの支払いになります。
ですから、ETCカードの発行手続きは、クレジットカード会社が行います。
